クラッチ CLUTCH
- 種類:カメラ用リストストラップ
- ブランド:ピークデザイン(Peak Design)
- 型番:CL-3
- 定価 :5,940 円 (税込)
- ピークデザイン公式販売価格:$39.95 or \4,400
- 製品マニュアル:WEB INSTRUCTIONAL_CL-PKG-3 – Clutch
- 生涯保証(保証内容の詳細)
Peak Design クラッチとは
クラッチ(CLUTCH)はピークデザイン(Peak Design)のカメラ用ハンドストラップです。シンプルな構造でありながらサイズを調整できるので手にフィットしてしっかりとカメラをホールドできるようになります。
またスタンダードプレートが付属するのでストラップをつけたまま三脚にセットすることも可能です。ピークデザインのアンカーシステムを活用することでクラッチをつけたままでもさらに肩掛けの長いカメラストラップをつけることもできます。
付属物
- ストラップ
- スタンダードプレート
- アンカー2本
- 丸環 x 1
- 六角レンチ
- シール
- ポーチ(グレー)
※クラッチ(CL-3)に付属するスタンダードプレートはキャプチャーV3に付属するものと同じで新型の薄いプレートです。アンカーはV4が付属します。
クラッチの機能・特徴
クラッチの外観や特徴、使用イメージを紹介します。
クラッチと大きめの一眼カメラの相性は絶妙で、とても安心してカメラをホールドすることができます。

邪魔にならないサイズでありながら、カメラを構えるときにはしっかりとフィットしてくれるので安定感があります。
動画
レビュー
ピークデザインのハンドストラップ「クラッチ」はとても人気のある商品なのですが、筆者はあまり好きになれませんでした。というのもカメラとの相性を選ぶからです。
上部にダイヤルやボタンが多いタイプのカメラにはクラッチはあまり相性がよくありません。例えばわたしの使用しているEOS Rとはイマイチに感じました。
EOS Rはダイヤルが上についていて縦方向の動きでダイヤルをまわす構造です。こういうカメラでクラッチを使うとほんのわずかではありますが人差し指がきゅうくつになります。ちょっとしたことではあるのですが、この違和感がわたしは好きになれませんでした。あるいはシャッターボタンがカメラの上についているタイプのカメラも同様の理由で相性が悪いです。
参考:Using Clutch with mirrorless & other small cameras – Peak Design Support Center
一方でダイヤルが前面にあるタイプのカメラであれば快適です。なのでわたしはブラックマジックデザインのポケシネ4K(BMPCC4K)に装着して使用しています。どちらかというと前面にダイヤルがあるタイプのカメラのほうが多い(ニコンやソニーの一眼カメラはだいたいダイヤルが前にある)と思います。キヤノンの一眼カメラでもEOS Kiss Mなど人差し指が前の位置で構えられるカメラもあるのでこちらは大丈夫。
自分の機材のダイヤルの位置を確認してからクラッチの購入を検討することをおすすめします。
またどちらかというと大きめのカメラとのほうが相性が良いです。例えばキヤノンEOS Kiss Mでも使えるのですが、装着したときのホールド感はEOS RやBMPCC4Kのほうがしっくりきます。グリップが深いカメラとクラッチは良い組み合わせです。
小型ミラーレス一眼カメラにはリストストラップの「カフ」のほうが相性が良いです。

総合評価
耐久性・質感:
機能性:
デザイン:
携帯性:
ピークデザインのクラッチは一眼レフカメラやすこし大きめのミラーレス一眼カメラと相性の良いハンドストラップです。長さの調節ができて手にフィットしてカメラをしっかりホールドできます。
ただしカメラの構造によっては相性があまりよくないので注意してください。
ピークデザインのキャプチャーを使っているとシンプルなハンドストラップやリストストラップが欲しくなるのが定番。キャプチャーユーザーにはクラッチは特におすすめです。
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